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【フィクション】ジャニーズに村を焼かれました。

村焼き/焼かれジャニーズが流行ってるじゃないですか。まあ流行ってるんですけど、便乗したいなぁなんてずっと思ってたんです。

ただ、どうせランキングするならたくさんのグループが混在してたほうが面白いし、でも嵐(元担)NEWS(担当)じゃんぷ(気になってる)くらいしか詳しくは知らないので躊躇してたんですね。
そこで、ばすちあんは考えました。

小説にすればいいんじゃね?

というわけで、このブログの初エントリーは君です。下書きの山を踏み越えてきたあなたは勇者です、どうぞ思う存分焦土を生産してください。

あっ、ついでなのでジャニーズ学園やらチュムチュム異国パロやらもごちゃまぜです。KAT-TUNさんも入れました。

※ガチで不謹慎なただの夢小説です。あんまりジャニーズ関係なくなっちゃいました。自担が痛い目にあうの無理な人や火事なんかを連想するのがきつい方はぜっっっっったい読まないで下さい。






昔、東洋の小さな島国に、惹尼村(じゃにむら)という村がありました。人口は少ないものの美しい湧き水が湧くその村では、人々が力を合わせて、慎ましやかに生活していました。冬は深い雪に閉ざされるものの、春は朗らかに民謡を歌いながら作物を植え、暑い夏には湧き水に感謝して水を讃える祭りを。そして秋には、高い高い櫓を組んで収穫祭を行います。村中から集められた、17〜19の麗しい男子(おのこ)たちが華やかな衣装を纏い、村人たちが奏でる祈祷歌に合わせて舞うのです。f:id:indiansummer915:20150721014537j:image


狭い村ゆえ血が濃いのでしょうか、昔からこの村には見目が麗しい者が多いのです。歌や踊りにも秀でた者が多いように感じられます。惹尼村という名前も、他の村からよく女子がやってくることからつけられたようでした。

さて、ある年のこと。
尼村唯一の寺子屋は、ふたつ隣の村が一晩で焼け野原と化した事件の話題で持ちきりでした。寺子屋とはいっても、ここで学んでいるのは17〜19の青年たちです。新しい村長、ジャニイと言いましたか、その男の方針で19歳までの全ての子供に義務教育を施すことになっているのです。

立ち上がって話の中心になっているのは、金色の髪をした小柄な青年でした。後ろの席の長身の青年に向かって大声で熱弁しています。

「だってやばくない?犯人わかんないんだよ!!ケイちゃんもワクワクするでしょ!」
「動機もわかんないし、うちの村にもくるかもしれないよね」

にこにこ話を聞くケイに横から話しかけたのは瞳の目立つ黒髪の青年です。

「だよねシゲ!!やっべーどうする⁈」
「ユーヤは戦いたいんだろ?無理だって絶対!逃げた方が賢明だと思う!」

大人びて見えた黒髪の青年・シゲも、実は興奮しているようです。

教室の中を見てみましょう。
シゲの斜め後ろで興味深そうに話を聞いている、顔立ちのはっきりした青年がジュン。そのさらに後ろで最近流行りのパズルに興じているのが、カズナリとサトシ、そしてイノオです。ドア側の隅で和やかに話しているのがタカとナカマル。タカは時折ユーヤの方を一瞥しますが、特に興味があるわけではなさそうでした。その後ろではタグチ、ウエダが何やら楽しそうに。教室の後ろでは、年上のショウの話をヤブ、ヒカルが神妙な顔をして聞いていました。

窓の外を覗いてみます。
広い空き地でキャッキャとボールを追いかけているのがユウト、マサキ、アリオカ、カメ。そして木の下に座って笑顔で喋っているのがヤマダ、ケイトです。その傍に寝そべっている小さな影はユウリでしょうか、バク転をしながら立ち上がってケイトを驚かせています。

明日は祭りです。今年の踊り子には、ユーヤ、シゲ、タカキ、ヤマダの四人が選ばれました。マサキやカメ、ケイは既に経験済み、イノオやユウリはまだ若すぎるとのことでした。その点、まだとても若いのに踊り子を勝ち取ったヤマダは異例といえます。

午前の授業が終わると、皆で櫓を組むために村の大広場へ向かいました。あまりに立派な櫓なので、毎年寺子屋の青年たちが協力して立てるのが慣習なのです。向かう道すがら、シゲは親友のケイに話しかけました。
「ねぇ、なんか道端に落ちてる小枝多くね?こないだ掃除したばっかなのに」
ケイはちらりとシゲを見て答えます。
「昨日の夜、風強かったからじゃない?また落ちてきたんだよ」

その無愛想な返事に、シゲは微かに違和感を感じました。いつものケイなら、もっと優しく、子供っぽい返答をするはずです。そっと横を窺うと、どことなく思い詰めたような表情がありました。その厳しい瞳にシゲは、根拠のない薄ら寒さを感じたのでした。


祭りは、大賑わいでした。村中の人が少しだけよそ行きの服を纏い、大切な人と笑っています。子供たちは走り回り、店を営む者たちは格安の屋台を開きます。一年に一度、この祭りの時にしか食べられない料理もありました。今年の1番人気は、果汁に漬けておいた大きくて柔らかい猪肉の塊に味噌だれを塗り、燃え上がる焚火でこんがりと炙ったものでしょうか。寺子屋の仲間たちは皆、あつあつの肉汁が滴るそれを齧りながら歩き回りました。
きっと告白するんだと張り切っていたアリオカは、見事にかわいらしい女の子を射止めたようです。ふたりして真っ赤な頬とぎこちない笑顔で歩いています。

ユーヤとシゲは猪肉片手に、アリオカとは反対に振られてしまったウエダと彼を慰めるタグチと共に屋台を冷やかしていました。
「シゲ!」
どこからかケイが走ってきました。用事があると言ってどこかへ行っていたのです。
「〜〜ちゃんからの伝言なんだけど、舞いが終わったら裏山のてっぺんで待っててくれないかって。話があるんだってさ〜?」
〜〜ちゃんは、すらっとしたスタイルと綺麗にまとめられた黒髪が魅力的な女の子です。シゲが密かに思いを寄せている相手でもありました。そしてそれだけを伝えるとケイは、
告られちゃうかもよ〜?良かったね?
と茶化し、再び走り去ってしまいました。

舞いが終わるとシゲは、楽しそうに衣装を閃かせて遊んでいるユーヤやタカキを尻目に、裏山へ走りました。たっぷりの皮で作られたズボンが重かったものの、頑張って山を登ります。子供の頃ケイとユーヤ、タカと一緒に作った裏道を、7年ぶりに抜けました。ケイと二人だけの秘密だと言っていた秘密基地の洞穴は蔦が絡まって入れなくなってしまっていました。あの中にはまだ、沢山集めた綺麗な石や蔦を編んで作った網、すっかり錆びて捨ててあったナイフなんかが残っている筈です。宝物でした。

30分ほどの道のりで、約束の木の下に着きましたが、そこにはまだ人影はありませんでした。しばらくすれば来るだろうと、シゲは切り株に腰を下ろして待つことにしました。
強張る身体を誤魔化すように深く息を吸い込みます。一度、二度…、急に咳き込んで、周囲の異変に気がつきました。この焦げ臭い空気はなんなのでしょう。
昨日のユーヤの言葉が思い出されました。

『一晩で燃えちゃったんだって!普通の村が跡形もなく!!』

震える足を無理やり動かして、村が一望できる崖の方へ走ります。焦げ臭さは更に増して、視界にも靄がかかってきました。薄い煙の中で息を切らしているので、咳と涙が止まりません。

村を見下ろし、シゲは言葉を失いました。地獄です。大好きな村が、隅々から赤く照らされています。
煙に耐えてじっと見ると、人々が逃げ惑うさまが見えました。おばあさんを背負ったケイトが倒れる家に巻き込まれたのが見えました。ジュンは、村人たちを助けようと走り回っています。そんな中、すらりとした長身の青年を見つけました。ケイです。煌々と燃え盛る松明を持っています。シゲは、こんなにも無表情なケイを見たことがありませんでした。

ケイは、おもむろに櫓に歩み寄ります。そして─────────

手際よく、松明を櫓の中心に投げ入れました。

木で出来た櫓は、一瞬の後、炎を受け入れました。赤色はみるみる舐めるように広がっていきます。そして、櫓は根元からぐしゃりと崩れ落ちました。皆で協力して作った櫓です。それが、灰を散らしながら倒れて行きました。

そこまで見て、シゲはようやく、櫓が燃えているということ、そしてそれはケイがやったことだと理解しました。ユーヤがケイに掴みかかっていきます。何やら叫んでいます。殴り、詰り、問うています。

気がつくと、村中が炎に呑み込まれていました。澄んでいた空は煙で濁り、村の上空だけがぼんやりと紅くなっています。シゲはそれを眺めながら、放心状態で膝をついていました。

昨日のケイが頭をよぎりました。道端の小枝の山。いつになくつれない態度。

シゲの瞳から零れた水滴が乾いた草を濡らします。うずくまり、こぶしで地面を叩きつけます。ただ、くそっ、くそっ……!!と、何に対するのかもわからない怒りと悲しみだけが身体を支配していました。
ふと、誰かが自分の名前を呼んだような気がしました。



「お疲れさま、ケイ。みんなも」

山の中腹、シゲとケイが作った秘密基地。ふたりしか知らなかった筈のその場所には、今ではたくさんの人がごった返していました。

「タカ、そっちこそ。たいして手間どらなくて良かったよ。空気も乾燥してたしね」
ふわりと微笑んだケイが答えます。にこりと口角だけをあげたタカが秘密基地の中を見渡しました。
ケイ、ショウ、カズナリ、ユウト、ヤブ、ヤマダ、ユウリ、タグチ、ナカマル、カメ………、

おや、イノオがいません。どこへ行ったのでしょう。
タカはそのことに気がつき、僅かに目を眇めました。


タカとケイがお互いに労いの言葉をかけあっているタイミングで、あらかじめ出入り口近くに立っていたイノオはするりと猫のように抜け出しました。とろんとした目は眠そうなまま、狡猾に周囲を窺います。そして、しなやかな身のこなしで山の上へと走っていきました。


誰かの声がしたと思ったのは、気のせいではありませんでした。シゲ、と優しく呼ばわる声がすぐ後ろに近づきます。どろどろの顔で振り向くと、そこにいたのはなんと、疲れた顔でにかっと笑ったユーヤでした。右腕には大きな火傷を負い足も引きずっていますが、金色の髪の毛はいつものように輝いていました。
「…、シゲが無事でよかった。絶対ここにいると思ったんだ。」
そう、弱々しく呟きます。元気印で、でも少し人見知りな幼馴染のこんな姿は見たことがありません。
「みんな、しんじゃったんだ。アリオカも、彼女できたばっかりだったのに。シゲが好きだったあの子も、」
感情の篭っていない声が、すらすらと流れ出てきました。その様子はあまりにも痛々しく、触れたら壊れてしまいそうな脆さを湛えています。

「シゲくん、」
再び、誰かが呼ばわりました。誰でしょう、タカでしょうか。
イノオでした。何を考えているのかよくわからない目で、何かを差し出しています。
「ケイくんからの手紙」
そしてユーヤを一瞥します。
「シゲくんに、だからね。勘違いすんなよ」
イノオはふにゃりと笑い、任務かーんりょ、と呟きました。くるりと後ろを向き、再び、猫のように気配を残さず森の闇に消えていきます。
ぼんやりとその跡をみるシゲを、ユーヤが促しました。

『シゲへ。
今回の件、ごめんね。ただ、しょうがないことだったんだ。シゲならわかってくれるよね?
事情を説明します。もともときっかけはタカだったんだ。
知っての通り、この村は貧しいだろう?作物も豊富ではないし、祭りの時しか猪肉が食べられないなんておかしいじゃないか。俺らは、その原因はこの村が狭いこと、そして新しい村長にあると思ってる。17〜19歳なんていちばん狩りに向いた年齢なのに、それを学校に縛り付けてしまってるからね。馬鹿みたいだ。
一昨日、二つ隣の村が焼けただろ?実は、あれも俺たちがやってたんだ。演技上手かったでしょ、褒めてくれてもいいよ。
そして、土地が狭くて痩せていること。これも、もちろんよくない。
そこで俺たちは考えたんだ。この近くの村を短期間にすべて焼き払い、俺らがぜんぶ繋げて、ひとつの大きな村にすればいいんじゃないかって。
どう?ナイスアイディアじゃない?
これ、ぜんぶタカの考えなんだ。あいつ天才だよな!

で、提案。シゲも仲間に入らないか?
一緒に新しい村を作ろうよ。豊かで楽しい村を。これ、名案だと思うんだ。

明日、隣の村を焼くんだ。手伝ってよ、シゲのデビュー戦。といっても俺らも3回目だけどね笑 

俺らのあの場所が基地だから、待ってるね。まさかあれが役に立つなんて、作っといて良かったよ。じゃあ、また。

この手紙がきちんと届いてるといいな。イノオに預ける予定だけど、あいつちゃんと仕事した?笑 」

横から読んでいたユーヤが、すっくと立ち上がり、シゲの胸ぐらを掴みました。
「あの場所ってどこ⁈行こうよ!」
「無理だ。」
シゲは冷静にユーヤを止めます。
「見た感じだとあいつらの仲間はかなり多そうだった。絶対勝てない。」
「でもぶちのめさなきゃ…っ!」
ゆっくりと首を振ります。
「それよりも、」
「それよりも?」

「隣村に行こう。村人を全員避難させて、それからだ。」






あーーーーーー!!!!!終わったーー!!!!ごめんなさい!!!!!
(?)


もう、ジャニーズなんて全く関係ない上にクソみたいにありふれたお話ですよね。
まあ、長々となにを言いたかったかと言うと、


こういうことでしたっ!!!!

ちなみに、
【村焼きサイド】
ケイ(小山慶一郎
タカ(増田貴久)
ショウ(櫻井翔
カズナリ(二宮和也
イノオ(伊野尾慧)
ユウト(中島裕翔)
ヤブ(薮宏太)
ヤマダ(山田涼介
ユウリ(知念侑李)
タグチ(田口淳之介
ナカマル(中丸雄一)
カメ(亀梨和也

【村焼かれサイド】
シゲ(加藤シゲアキ
ユーヤ(手越祐也
ジュン(松本潤
マサキ(相葉雅紀
サトシ(大野智
アリオカ(有岡大貴)
タカキ(高木雄也
ケイト(岡本圭人
ヒカル(八乙女光
ウエダ(上田竜也

でした。有岡くんは村焼き力高いなーと思ったんですけど、憧れの先輩枠すぎて彼女つくっちゃったんで急遽変更しました。

では、さらば!!!ハムならこんがり焼いて幾らでもプレゼントするから許して(?)